銘灯オリジナルの金型を用い、熟練の職人が一つひとつ丁寧に吹き上げたランタン用ホヤ。その端正な円筒形のフォルムは、他にない静かな存在感を放ちながら、切子やサンドブラストなどの加工によって新たな表情を見せます。 本作では、ガラス表面にサンドブラスト技法を用いて「銘灯」ロゴを刻印。細かな砂を高圧で吹き付け、ガラス表面をわずかに削ることで、透明感の中に浮かび上がるようなマットな質感を生み出しました。この繊細な陰影は、光を受ける角度によってわずかに表情を変え、ランタンの炎やLEDの灯りをより深みのある輝きへと導きます。 「ROMANCE GLOBE（ロマングローブ）」という名には、“ありそうでなかった円筒形”から広がる創造の浪漫、そしてカラーによっては金を用いて発色させる伝統的な製法に込められた浪漫、その二つの意味が込められています。 シンプルながらも、光と影が織りなす唯一無二のガラス作品。銘灯の理念を象徴する一灯として、特別な空間を静かに照らします。

江戸切子の代表的な文様「七宝」をあしらった、銘灯の新作ガラスグローブ。 職人の手で一面ずつ丁寧に彫り込まれた三面彫り仕様です。   七宝文様は、円が連なり無限に繋がることから「ご縁」「調和」「繁栄」の象徴とされる伝統模様。 切子の繊細なカットが光を柔らかく反射し、焚き火やランタンの灯りを一層上品に引き立てます。   全ての加工は熟練の職人によるハンドカット。光とガラス、そして手仕事が生み出す“灯りの芸術”を感じてください。

大阪の伝統工芸「天満切子」の技術で仕上げた、銘灯の新作ガラスグローブ。作品名「颯（はやて）」は、“風が駆け抜けるような切子の煌めき”をイメージしています。 特徴は、光を受けて生まれる立体的な輝きと、精密に計算されたカットライン。見る角度によって表情を変え、風のように流れる紋様が灯りの中で揺らめきます。 天満切子は、 精度の高いカットと、研磨で生まれる滑らかな光沢が魅力です。 一つひとつの模様が、職人の手で丁寧に彫り出されています。透明なガラスが放つ静謐な輝きは、焚き火やキャンドルの灯りに呼応し、 夜のキャンプサイトを優しく包み込みます。